「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の社長だった大東隆行さん=当時(72)=が射殺された事件は、19日で発生から6年を迎えた。
現場の本社前では京都府警の幹部が献花、黙とうし、JR山科駅周辺で通行人に情報提供を呼び掛けた。
捜査本部は発生当初と同じ91人態勢を維持しているが有力な情報は得られず、捜査は難航している。
大東さんの遺族は府警を通じ、「人々の関心が確実に薄れていることは感じつつ、事件を風化させることなく、一日も早い解決を願い、警察と協力し広く情報提供を呼び掛けたい」とコメントした。
渡辺直人社長(64)は「ご遺族の気持ちになり事件を解決していただきたい」と話した。
事件は2013年12月19日早朝に発生。出勤してきた大東さんは車を降りた直後、胸や腹を拳銃で4発撃たれ死亡した。
2019年12月19日 9時15分
時事通信社
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