http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3858408.htm
2019/12/17
東海村の原子力施設で汚染確認、作業員や周辺環境への影響なし
日本原子力研究開発機構は17日、茨城県の核燃料サイクル工学研究所で、放射性物質による汚染を確認したと発表しました。作業員や周辺環境への影響はなかったということです。
日本原子力研究開発機構によりますと、16日午後、茨城県東海村の核燃料サイクル工学研究所で、放射性物質を内部に入れ作業するグローブボックスと呼ばれる設備に汚染がないか、年に1回の自主点検をしていたところ、グローブボックスの一部や床、作業員のゴム手袋のあわせて5か所で、最大で25ベクレルの汚染が検出されたということです。
汚染が検出されたグローブボックスは、およそ10年前から使われていませんでしたが、一部からは、さびが確認されたということで、日本原子力研究開発機構はさびからプルトニウムが流出した可能性もあるとみて、汚染の原因を詳しく調べています。