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新潟 小2女児殺害事件裁判 検察も控訴
2019年12月17日 20時04分
去年5月、新潟市で小学2年生の女の子を殺害し、線路に遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われた25歳の被告に対し、無期懲役を言い渡した1審判決を不服として、検察は17日、東京高等裁判所に控訴しました。すでに被告側も控訴していて今後、東京高裁で審理が続くことになります。
新潟市西区の小林遼被告(25)は、去年5月、小学2年生の女の子(当時7)を車ではねて連れ去り、わいせつな行為をしたうえ、首を絞めて殺害し、線路に遺体を遺棄したとして殺人などの罪に問われました。
検察は死刑を求刑しましたが、1審の新潟地方裁判所は「結果は重大だが殺害の計画性は認められず、死刑を選択するのにやむを得ないとは言えない」などとして被告に無期懲役を言い渡しました。
この判決を不服として新潟地方検察庁は17日、東京高等裁判所に控訴しました。
秋元豊次席検事は「判決内容を精査、検討した結果、控訴した」とコメントしています。
この裁判では被告側もすでに控訴していて、今後、東京高裁で審理が続くことになります。