弘前市全職員の個人情報流出か
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20191213/6080006937.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
弘前市の市役所や市立病院などの全職員を含む2700人あまりの住所や給料などの
個人情報が記されたデータが、外部に流出したとみられることがわかり、
市が詳しいいきさつを調べています。
これは13日午前、弘前市が記者会見して明らかにしました。
それによりますと、流出したとみられるのは、おととし時点の市役所や市教育委員会、
市立病院、消防本部などのすべての職員と非常勤職員など合わせて2747人の
個人情報が記載された電子データです。
データには、氏名や住所、給料、最終学歴など、およそ70項目の情報が含まれているということです。
先月18日に市の人事課に「職員の個人情報が記載されたリストが流出していますが、
このようなリストが流出していいのでしょうか」と
匿名のメールが寄せられたあと、今月2日には一部の職員の情報が記されたメールが送られてきたため、
調査を始めたということです。
職員のデータは、人事課の共有サーバーに保存されていて、データにアクセスできるのは
人事課の職員およそ20人だけだということです。
市はデータについて、内部のものか確認を急ぐとともに、職員が持ち出したか、
サーバーが外部から不正にアクセスを受けて流出した可能性があるとみて、
職員への聞き取りなどを行うことにしています。
弘前市の桜田宏市長は「どのような形で流出したのか全く分からず、驚いている。
市でできる限り内部調査を行い、警察の力も借りながら、原因究明につなげていきたい」
と話しています。
市民からは、市の情報管理に対する不安の声などが聞かれました。
このうち、30代の女性は「いろいろな手続きで名前や住所などの個人情報を記入する機会は多いので、
悪用されないよう、しっかり管理してほしい」と話していました。
また、男子大学生は「個人情報が流出するのは良くないことなので、
同じようなことがないように管理態勢を見直してほしい」と話していました。
12/13 17:57