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新屋演習場への配備見直し浮上 陸上イージス、秋田反発受け―政府
2019年12月10日23時15分
秋田、山口両県への配備を計画する陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐり、政府内で陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備を見直す案が浮上していることが、分かった。複数の政府・与党関係者が10日、明らかにした。
新屋演習場への配備に関しては、地元秋田県が防衛省の説明資料に誤りがあったことなどを受け、計画の白紙化を要求。同演習場が住宅地に近いことについても反発している。
このため、菅義偉官房長官は記者会見で、配備先と住宅地の距離を考慮する考えを示したほか、河野太郎防衛相も国会で「住民が不安を持っていることを認識している」と述べていた。