https://www.jiji.com/jc/article?k=2019120600770&g=int
OPEC、減産拡大で合意 ロシアなど産油国と
2019年12月07日01時13分
【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)は6日、ウィーンの本部でロシアなど非加盟の産油国と閣僚級会合を開いた。各国は原油相場の下支えに向け、協調減産を日量50万バレル拡大させることで合意。これにより、減産規模は同170万バレルとなる。
米中貿易摩擦の長期化などを背景に、原油市場では来年にかけて供給過剰が懸念されている。また、OPECを主導するサウジアラビアは、国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)を控え、同社の企業価値の向上につながる減産拡大に積極的だった。
声明によると、追加減産は来年1月に導入。ただ、減産は同年3月末に期限を迎えるため、各国は同月上旬に延長の是非を協議する。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は会合後の記者会見で「この協力体制は(今後も)続く」と述べ、必要に応じて減産を継続させる用意があると強調した。
OPEC、減産拡大で合意 ロシアなど産油国と
2019年12月07日01時13分
【ロンドン時事】石油輸出国機構(OPEC)は6日、ウィーンの本部でロシアなど非加盟の産油国と閣僚級会合を開いた。各国は原油相場の下支えに向け、協調減産を日量50万バレル拡大させることで合意。これにより、減産規模は同170万バレルとなる。
米中貿易摩擦の長期化などを背景に、原油市場では来年にかけて供給過剰が懸念されている。また、OPECを主導するサウジアラビアは、国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)を控え、同社の企業価値の向上につながる減産拡大に積極的だった。
声明によると、追加減産は来年1月に導入。ただ、減産は同年3月末に期限を迎えるため、各国は同月上旬に延長の是非を協議する。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は会合後の記者会見で「この協力体制は(今後も)続く」と述べ、必要に応じて減産を継続させる用意があると強調した。