https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191205/k10012203741000.html
主要産油国 減産期限の延長と拡大で調整 原油価格維持目指す
2019年12月5日 21時20分
サウジアラビアやロシアなど主な産油国は、今後の生産計画を決める会合を5日から開催するのを前に、国際的な原油価格を維持するため、来年3月までとなっている減産の期限の延長や減産の規模の拡大について調整を本格化させています。
サウジアラビアなどが加盟するOPEC=石油輸出国機構とロシアなど非加盟の産油国は、5日からオーストリアのウィーンで会合を開き、今後の生産計画について協議します。
OPECとロシアなど非加盟の産油国は、原油価格を維持しようと来年3月まで協調して減産を続けることで合意しており、今回の会合では、来年も世界経済の減速で原油の需要の伸び悩みが続く見通しだとして、減産の期限の延長や減産の規模の拡大について議論する見通しで、事前の調整を本格化させています。
主な産油国は、現地時間5日午後に開かれるOPECの総会で一定の合意が得られれば、6日にロシアなど非加盟の産油国を加えた会合で最終的な合意を目指すことになります。
原油価格の動向は、日本のガソリンや灯油の価格にも影響を与えるだけに、産油国の判断が注目されます。
主要産油国 減産期限の延長と拡大で調整 原油価格維持目指す
2019年12月5日 21時20分
サウジアラビアやロシアなど主な産油国は、今後の生産計画を決める会合を5日から開催するのを前に、国際的な原油価格を維持するため、来年3月までとなっている減産の期限の延長や減産の規模の拡大について調整を本格化させています。
サウジアラビアなどが加盟するOPEC=石油輸出国機構とロシアなど非加盟の産油国は、5日からオーストリアのウィーンで会合を開き、今後の生産計画について協議します。
OPECとロシアなど非加盟の産油国は、原油価格を維持しようと来年3月まで協調して減産を続けることで合意しており、今回の会合では、来年も世界経済の減速で原油の需要の伸び悩みが続く見通しだとして、減産の期限の延長や減産の規模の拡大について議論する見通しで、事前の調整を本格化させています。
主な産油国は、現地時間5日午後に開かれるOPECの総会で一定の合意が得られれば、6日にロシアなど非加盟の産油国を加えた会合で最終的な合意を目指すことになります。
原油価格の動向は、日本のガソリンや灯油の価格にも影響を与えるだけに、産油国の判断が注目されます。