県警少年捜査課と東入間署は20日、暴行と傷害の疑いで、三芳町の建設作業員の少年(19)ら16〜19歳の少年4人を逮捕した。
逮捕容疑は10月20日午後7時半ごろから同8時35分ごろまでの間、富士見市勝瀬の橋上や路上で、私立高校の女子生徒(17)=三芳町=や16〜18歳の男子生徒ら3人に、鉄パイプのようなもので殴ったり、蹴ったりする暴行を加え、男子高校生らに鼻骨骨折など2週間から約6カ月のけがを負わせた疑い。
同課によると、建設作業員の少年は元交際相手の女子生徒が男の友人数人と仲良く遊んでいたことに腹を立て、女子生徒や男子生徒らを呼び出して因縁をつけた。
少年は他に逮捕された3人に指示して男子生徒らに暴行を加えたという。いずれも地元の遊び仲間で面識はあった。少年は「制裁を加えるためだった」と供述しているという。県警は共犯事件として認否を明らかにしていない。
2019年11月21日(木) 埼玉新聞
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