【どうしてる?】フォローし合うことで、むしろ夫婦関係は良好に!? SNS上の夫婦の距離感
2019年11月13日 水曜 午前6:30
・夫婦だからフォローし合うことが大事
・“SNS利用の目的”は夫婦で共有するべき
・配偶者に注意する時は“第三者”を挟んでマイルドに
TwitterにInstagram、Facebook、日常的に利用している人が多いSNS。
何気ない投稿がもとで、夫婦トラブルに発展することもあるようだ。過去には、「私の父の死を、夫がSNSに投稿して、気持ちが冷めてしまった」という新聞記事が、話題を呼んだことも。
SNSを通じて、夫が飲み会で騒いでいる様子を妻が見る、妻が買った高価なカバンの写真を夫が見るということは日常茶飯事。不要なトラブルを避けるためには、お互いのアカウントをフォローしない方がいいのだろうか?
夫婦でフォローし合うことで“投稿する内容の見直し”につながる
「お互いのアカウントは、フォローしておいた方がいいと思います。相手の投稿を見ない人はフォローしてたって見ないし、見る人はフォローしてなくたって見るから。それに、相手のことはわからないよりわかった方がいい。夫婦なのでオープンにすることが大事です」
そう教えてくれたのは、夫婦問題研究家の岡野あつこさん。夫婦でフォローし合うことは、互いを知ることにつながるだけでなく、「不特定多数に見られる投稿内容を、見直すきっかけにもなる」と、岡野さんは話す。
「夫や妻に見られていると思えば、相手に嫌な思いをさせるような投稿は避けますよね。配偶者が嫌だと思わない内容であれば、他人が見ても不快に感じないはず」
「夫婦ゲンカをしてイライラ」といった愚痴や、「義父が入院した」といった見た人に心配させるような内容は、投稿しない方が賢明とのこと。
「例えば、夫婦ゲンカをして仲直りした翌日に『昨日イライラしたことがあった』と書けば、配偶者は『まだ根に持っているんだ…』と感じて、関係がギクシャクしますよね。ネガティブな内容は他人にもプラスには影響しないので、載せない方がいいんじゃないかな」
また、配偶者からのフォローを拒否すれば、当然「隠し事があるんじゃないか」と、勘繰られてしまう。夫婦間で問題のない、クリーンな状態にしておくことも重要といえそうだ。
SNSを使う“目的”を知ることで誤解を防ぐ
「夫婦でSNSをフォローし合う場合、『こういう目的で使おう』とか『こういう投稿は避けよう』とか、ルールは決めておいた方がいいですね。SNSを使う目的をはっきりさせておけば、誤解は生じないでしょう」
もし、SNSを仕事に活用しているなら、客を呼ぶために少々盛った写真や文章を投稿することがあるかもしれない。しかし、その目的を配偶者が知らなければ、「自分の知らないところで贅沢している」と、誤解されるだろう。
「夫は『子どもに危害が加わると怖いから、家族が写った写真は投稿しないでほしい』と思っていても、妻は『子どもが褒められると子育てを頑張れるから、かわいい子どもの写真を載せたい』と考えているかもしれない。夫婦で話して、意識を共有することも大事です。SNSは身近な他人に見られていることも、忘れないようにしましょう」
投稿内容によっては、友達や同僚に「あそこは夫婦仲が悪い」「旦那さんは毎日飲み歩いている」「奥さんは愚痴ばっかり」と、思われてしまう場合もある。配偶者や子どもに恥をかかせないためにも、投稿内容には注意したいもの。
「結婚前に使っていたアカウントなどは、わざわざ夫や妻に伝えなくていいでしょう。年々つき合う人も変わって、考え方も更新されているわけだから、互いに過去ではなくて今を見るようにしてほしいですね」
配偶者が受け入れやすい注意文句「『派手だね』って言われちゃった」
例えば、夫が飲み会で同僚の女性に囲まれている写真をアップした場合、「だらしないからやめて」と言うのではなく、「ママ友から『旦那さん派手だね』って言われちゃったから、気をつけてね」と、第三者の目があることを伝えると、相手も受け入れやすくなるのだ。(全文はこちらへお願いします。)https://sp.fnn.jp/posts/00048927HDK/201911130630_FNNjpeditorsroom_HDK
2019年11月13日 水曜 午前6:30
・夫婦だからフォローし合うことが大事
・“SNS利用の目的”は夫婦で共有するべき
・配偶者に注意する時は“第三者”を挟んでマイルドに
TwitterにInstagram、Facebook、日常的に利用している人が多いSNS。
何気ない投稿がもとで、夫婦トラブルに発展することもあるようだ。過去には、「私の父の死を、夫がSNSに投稿して、気持ちが冷めてしまった」という新聞記事が、話題を呼んだことも。
SNSを通じて、夫が飲み会で騒いでいる様子を妻が見る、妻が買った高価なカバンの写真を夫が見るということは日常茶飯事。不要なトラブルを避けるためには、お互いのアカウントをフォローしない方がいいのだろうか?
夫婦でフォローし合うことで“投稿する内容の見直し”につながる
「お互いのアカウントは、フォローしておいた方がいいと思います。相手の投稿を見ない人はフォローしてたって見ないし、見る人はフォローしてなくたって見るから。それに、相手のことはわからないよりわかった方がいい。夫婦なのでオープンにすることが大事です」
そう教えてくれたのは、夫婦問題研究家の岡野あつこさん。夫婦でフォローし合うことは、互いを知ることにつながるだけでなく、「不特定多数に見られる投稿内容を、見直すきっかけにもなる」と、岡野さんは話す。
「夫や妻に見られていると思えば、相手に嫌な思いをさせるような投稿は避けますよね。配偶者が嫌だと思わない内容であれば、他人が見ても不快に感じないはず」
「夫婦ゲンカをしてイライラ」といった愚痴や、「義父が入院した」といった見た人に心配させるような内容は、投稿しない方が賢明とのこと。
「例えば、夫婦ゲンカをして仲直りした翌日に『昨日イライラしたことがあった』と書けば、配偶者は『まだ根に持っているんだ…』と感じて、関係がギクシャクしますよね。ネガティブな内容は他人にもプラスには影響しないので、載せない方がいいんじゃないかな」
また、配偶者からのフォローを拒否すれば、当然「隠し事があるんじゃないか」と、勘繰られてしまう。夫婦間で問題のない、クリーンな状態にしておくことも重要といえそうだ。
SNSを使う“目的”を知ることで誤解を防ぐ
「夫婦でSNSをフォローし合う場合、『こういう目的で使おう』とか『こういう投稿は避けよう』とか、ルールは決めておいた方がいいですね。SNSを使う目的をはっきりさせておけば、誤解は生じないでしょう」
もし、SNSを仕事に活用しているなら、客を呼ぶために少々盛った写真や文章を投稿することがあるかもしれない。しかし、その目的を配偶者が知らなければ、「自分の知らないところで贅沢している」と、誤解されるだろう。
「夫は『子どもに危害が加わると怖いから、家族が写った写真は投稿しないでほしい』と思っていても、妻は『子どもが褒められると子育てを頑張れるから、かわいい子どもの写真を載せたい』と考えているかもしれない。夫婦で話して、意識を共有することも大事です。SNSは身近な他人に見られていることも、忘れないようにしましょう」
投稿内容によっては、友達や同僚に「あそこは夫婦仲が悪い」「旦那さんは毎日飲み歩いている」「奥さんは愚痴ばっかり」と、思われてしまう場合もある。配偶者や子どもに恥をかかせないためにも、投稿内容には注意したいもの。
「結婚前に使っていたアカウントなどは、わざわざ夫や妻に伝えなくていいでしょう。年々つき合う人も変わって、考え方も更新されているわけだから、互いに過去ではなくて今を見るようにしてほしいですね」
配偶者が受け入れやすい注意文句「『派手だね』って言われちゃった」
例えば、夫が飲み会で同僚の女性に囲まれている写真をアップした場合、「だらしないからやめて」と言うのではなく、「ママ友から『旦那さん派手だね』って言われちゃったから、気をつけてね」と、第三者の目があることを伝えると、相手も受け入れやすくなるのだ。(全文はこちらへお願いします。)https://sp.fnn.jp/posts/00048927HDK/201911130630_FNNjpeditorsroom_HDK