https://www.bbc.com/japanese/50371439
養女への性虐待疑惑のW・アレン監督、米アマゾンと和解
2019/11/11
米映画監督ウディ・アレン氏が、4本の映画契約を不当に破棄されたとして、アマゾン・スタジオを相手取り起こしていた訴訟で、両者が8日、和解した。
アレン氏は今年2月、6800万ドル(約74億円)の損害賠償を求めてアマゾン・スタジオを提訴した。当時、アレン氏には養女への性的虐待疑惑が浮上していた。
アマゾン側は、アレン氏のMeToo運動をめぐる発言が、同氏の新作映画をプロモーションしようという同社の試みを「妨げた」と非難した。
残り3作品も中止
アレン氏と米女優ミア・ファロー氏の養女、ディラン・ファロー氏は、1992年にアレン氏から性的虐待を受けたと主張したが、後に敗訴した。
2016年に交わされた契約では、アレン氏は1000万ドル(約10億円)の前払い金を受け取った。しかし2年後の2018年、「A Rainy Day in New York」の公開が見送られたほか、残りの3作品についても中止が決まった。
ワインスティーン被告に同情
アマゾンがアレン氏との契約を破棄する少し前、アレン氏は米ハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴィー・ワインスティーン被告(67)に同情するなどと述べたと報じられた。
ワインスティーン被告は、複数の女性から性暴力を告発された人物。当初は無罪を主張したが、今年5月には、告発した女性たちに約4400万ドル(約48億2000万円)を支払うことで、両者の間に暫定的な和解が成立した。
10月には米女優ローズ・マッゴーワン氏が、口封じを狙って脅迫されたなどとしてワインスティーン被告を提訴した。
MeTooの「象徴的存在」
(リンク先に続きあり)
養女への性虐待疑惑のW・アレン監督、米アマゾンと和解
2019/11/11
米映画監督ウディ・アレン氏が、4本の映画契約を不当に破棄されたとして、アマゾン・スタジオを相手取り起こしていた訴訟で、両者が8日、和解した。
アレン氏は今年2月、6800万ドル(約74億円)の損害賠償を求めてアマゾン・スタジオを提訴した。当時、アレン氏には養女への性的虐待疑惑が浮上していた。
アマゾン側は、アレン氏のMeToo運動をめぐる発言が、同氏の新作映画をプロモーションしようという同社の試みを「妨げた」と非難した。
残り3作品も中止
アレン氏と米女優ミア・ファロー氏の養女、ディラン・ファロー氏は、1992年にアレン氏から性的虐待を受けたと主張したが、後に敗訴した。
2016年に交わされた契約では、アレン氏は1000万ドル(約10億円)の前払い金を受け取った。しかし2年後の2018年、「A Rainy Day in New York」の公開が見送られたほか、残りの3作品についても中止が決まった。
ワインスティーン被告に同情
アマゾンがアレン氏との契約を破棄する少し前、アレン氏は米ハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴィー・ワインスティーン被告(67)に同情するなどと述べたと報じられた。
ワインスティーン被告は、複数の女性から性暴力を告発された人物。当初は無罪を主張したが、今年5月には、告発した女性たちに約4400万ドル(約48億2000万円)を支払うことで、両者の間に暫定的な和解が成立した。
10月には米女優ローズ・マッゴーワン氏が、口封じを狙って脅迫されたなどとしてワインスティーン被告を提訴した。
MeTooの「象徴的存在」
(リンク先に続きあり)