犯罪捜査や行方不明者の捜索で活躍が期待される嘱託警察犬と警察犬指導手の嘱託書交付式が佐賀県警本部であった。嘱託期間は16日からの2年間。県警の要請を受けて捜査活動に参加する。
交付されたのは、10月の審査会を通過したシェパードやラブラドールレトリバーなど8匹とその指導手ら8人。審査会では指導手への服従や臭気判別、追跡能力など、警察犬としての適性が問われた。
県警鑑識課によると、高齢者など行方不明者の捜索活動が多く、今年は10月8日までに50回の出動があったという。指導手を務めて9年目となる永渕広子さん(32)=神埼市=は「日々必要な訓練をおろそかにせず、初心を忘れずにしっかりと任務にあたりたい」と意気込みを語った。【山口響】
11/9(土) 10:46
毎日新聞
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