災害廃棄物の大量搬入で焼却炉故障 受け入れ停止 長野 千曲
台風19号で大きな被害が出た、長野県千曲市の災害廃棄物を処理しているごみの焼却施設では、分別が不十分だったことが原因で、焼却炉の1つが故障してしまいました。そのため、先月21日から災害廃棄物の受け入れを停止しています。
長野県坂城町にある「葛尾組合ごみ焼却場」は、坂城町と千曲市のごみを受け入れています。
施設を運営する葛尾組合によりますと、台風19号で千曲市で1600棟余りの住宅が浸水する被害が出たことなどから、大量の災害廃棄物が搬入されるようになり、多い日には通常の2倍近い量にのぼったということです。
しかし先月21日に、焼却炉の中で本来入っていないはずの金属類が溶け、炉の中でごみを動かす装置に挟まり、2つある炉のうちの1つが故障してしまいました。
大量の廃棄物を処理する中で、分別が不十分になったのが原因とみられるということで、組合はこのままでは一般の家庭ごみを受け入れられなくなるおそれがあるとして、災害廃棄物の受け入れを停止しました。
今月4日ごろには炉の修理が終わる見込みですが、災害廃棄物をどの程度受け入れるかは改めて、検討するということです。
葛尾組合の宮下隆施設管理係長は「災害廃棄物は少しでも受け入れたいが、残った焼却炉まで故障してしまうおそれもあり、悩ましいところだ」と話していました。
NHK NEWS WEB 2019年11月1日 22時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012161301000.html
台風19号で大きな被害が出た、長野県千曲市の災害廃棄物を処理しているごみの焼却施設では、分別が不十分だったことが原因で、焼却炉の1つが故障してしまいました。そのため、先月21日から災害廃棄物の受け入れを停止しています。
長野県坂城町にある「葛尾組合ごみ焼却場」は、坂城町と千曲市のごみを受け入れています。
施設を運営する葛尾組合によりますと、台風19号で千曲市で1600棟余りの住宅が浸水する被害が出たことなどから、大量の災害廃棄物が搬入されるようになり、多い日には通常の2倍近い量にのぼったということです。
しかし先月21日に、焼却炉の中で本来入っていないはずの金属類が溶け、炉の中でごみを動かす装置に挟まり、2つある炉のうちの1つが故障してしまいました。
大量の廃棄物を処理する中で、分別が不十分になったのが原因とみられるということで、組合はこのままでは一般の家庭ごみを受け入れられなくなるおそれがあるとして、災害廃棄物の受け入れを停止しました。
今月4日ごろには炉の修理が終わる見込みですが、災害廃棄物をどの程度受け入れるかは改めて、検討するということです。
葛尾組合の宮下隆施設管理係長は「災害廃棄物は少しでも受け入れたいが、残った焼却炉まで故障してしまうおそれもあり、悩ましいところだ」と話していました。
NHK NEWS WEB 2019年11月1日 22時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012161301000.html