https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191031/k10012159461000.html
野生イノシシの豚コレラ感染確認 山梨県で初めて
2019年10月31日 21時56分豚コレラ
山梨県北杜市で捕獲された野生のイノシシ1頭が豚コレラに感染していたことが分かりました。去年から国内で感染が相次いで以降、山梨県内では初めての感染例となり、県は、養豚場への野生イノシシの侵入防止や消毒の徹底など、感染の拡大への取り組みを強めることにしています。
山梨県は、31日夜、会見を開き、29日、北杜市明野町で捕獲された野生のイノシシ1頭について、県や国の検査で、豚コレラへの感染を確認したことを明らかにしました。
県によりますと、イノシシが捕獲された場所から半径10キロ圏内には、3つの養豚農家などがありますが、県の立ち入り検査で、いずれも豚などに異常がないことを確認したということです。
国内では去年以降、野生のイノシシへの感染が相次いでいて、山梨県では初めての感染例で、確認されたのは、これで12の県となりました。
県は、養豚場への野生イノシシの侵入防止や消毒の徹底など、感染の拡大への取り組みを強めることにしています。
また、県によりますと、国との協議の結果、ワクチン接種の推奨地域に山梨県が追加されたということで、11月中のワクチン接種に向け、手続きを進めたいとしています。
山梨県畜産課の渡邉聡尚課長は「感染が広がる中でとうとう山梨まできたのかという気持ちだ。おいしい肉を生産している農家への風評被害が出ないことを願いたい」と話していました。
(これまでに野生イノシシへの感染が確認された11県)
群馬、埼玉、富山、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀
野生イノシシの豚コレラ感染確認 山梨県で初めて
2019年10月31日 21時56分豚コレラ
山梨県北杜市で捕獲された野生のイノシシ1頭が豚コレラに感染していたことが分かりました。去年から国内で感染が相次いで以降、山梨県内では初めての感染例となり、県は、養豚場への野生イノシシの侵入防止や消毒の徹底など、感染の拡大への取り組みを強めることにしています。
山梨県は、31日夜、会見を開き、29日、北杜市明野町で捕獲された野生のイノシシ1頭について、県や国の検査で、豚コレラへの感染を確認したことを明らかにしました。
県によりますと、イノシシが捕獲された場所から半径10キロ圏内には、3つの養豚農家などがありますが、県の立ち入り検査で、いずれも豚などに異常がないことを確認したということです。
国内では去年以降、野生のイノシシへの感染が相次いでいて、山梨県では初めての感染例で、確認されたのは、これで12の県となりました。
県は、養豚場への野生イノシシの侵入防止や消毒の徹底など、感染の拡大への取り組みを強めることにしています。
また、県によりますと、国との協議の結果、ワクチン接種の推奨地域に山梨県が追加されたということで、11月中のワクチン接種に向け、手続きを進めたいとしています。
山梨県畜産課の渡邉聡尚課長は「感染が広がる中でとうとう山梨まできたのかという気持ちだ。おいしい肉を生産している農家への風評被害が出ないことを願いたい」と話していました。
(これまでに野生イノシシへの感染が確認された11県)
群馬、埼玉、富山、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀