0001ばーど ★
2019/10/31(木) 05:53:10.47ID:81FoesoM931日未明、那覇市にある「世界遺産」の首里城跡に復元された「首里城」から火が出て、城の「正殿」と「北殿」が全焼しました。城内にあるほかの建物にも次々と燃え広がっていて、現在、消防車およそ20台が出て消火活動を続けています。
31日午前2時40分ごろ、那覇市首里当蔵町にある首里城から煙が上がっていると消防に通報がありました。
消防によりますと、城の「正殿」などが激しく燃え、現在、消防車およそ20台が出て消火活動を続けています。
警察によりますと、この火事で、「正殿」と「北殿」は全焼しました。
また「南殿」などほかの建物にも次々と燃え広がっているということです。
消防などによりますと、これまでのところ、けが人の情報は入っていないということです。
首里城では、今月27日から琉球王国時代の儀式を再現する「首里城祭」というイベントが開かれていて、警察によりますと、31日未明まで開催予定の催しの準備などが行われていたということです。
首里城は、琉球王国時代のおよそ500年前に建てられ、昭和8年に国宝に指定されましたが、太平洋戦争中の沖縄戦で焼失しました。
平成4年には正殿が復元され、その後、城の跡が県内のほかの城の跡とともに「世界遺産」にも登録されています。警察や消防が火が出た原因などを調べています。
首里城周辺には住宅街があり、午前4時すぎには南から南東の方向に小さな火の粉が飛んでいて、警察は近くに立ち入らないよう呼びかけています。
那覇市消防局は、午前4時すぎから市の防災無線を使って市内全域に対し、首里城で火災が起きていることと、風にあおられて火の粉が飛ぶおそれがあるとして住宅などの火災に警戒するよう呼びかけています。
■「正殿」とは
首里城公園のホームページによりますと、首里城の「正殿」は、琉球王国最大の木造建築物で、百浦添御殿とも呼ばれています。
琉球王国の支配を示す象徴で首里城で最も中心的な建物です。
2層3階建ての木造造りや龍の形に装飾された柱は日本や中国にも例がなく独自の形式だとしています。
1階は「下庫理」と呼ばれ主に国王みずから政治や儀式を執り行う場所、2階は「大庫理」と呼ばれ、国王と親族、女官らが儀式を行う場所、3階は通気を目的とした屋根裏部屋となっています。
また、正殿の壁などには桐油が塗られていて、下地の一部は漆が塗られているということです。
■近くの人は
首里城から南西に500メートルほどの距離にあるコンビニの店員によりますと「午前3時ごろに消防車のサイレンを聞いて、火災に気がつきました。ここまでパチパチと燃える音が聞こえて、赤く大きな炎も見えます。首里城が燃えていると聞いてとても驚いています。一刻も早く火が消えてほしいです」と話していました。
また火事の様子を近くで見ていた男性は「長らく築いてきたものがと思うとなんともたまらない気持ちです」とぼう然と立ち尽くして話していました。
2019年10月31日 3時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191031/k10012157881000.html?utm_int=news_contents_news-main_001
★1のたった時間
2019/10/31(木) 03:50:27.13
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