名寄の介護事業所が報酬不正受給
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20191030/7000014852.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
名寄市にある介護支援事業所が、利用者の自宅への訪問などを行ったと偽り、
2年間で介護報酬あわせておよそ2600万円を不正に受け取っていたことが分かりました。
名寄市はこの不正を把握しながら、
「行政処分を行えば事業所のサービスが停止する」
として行政処分や報酬の返還請求は行っていません。
名寄市によりますと、介護報酬を不正に受給していたのは名寄市社会福祉協議会が
市内で運営する「名寄社協居宅介護支援事業所」です。
居宅介護支援事業所は、在籍するケアマネージャーが高齢者やその家族などと相談して
どのような介護サービスを提供するか、いわゆる「ケアプラン」を作成します。
しかしこの事業所では、実施が法令で定められているケアマネージャーによる高齢者宅の
月1回の訪問を行っていないにもかかわらず、行ったと偽るなどして、
去年6月までのおよそ2年間に介護報酬あわせておよそ2600万円を不正に受け取ったということです。
去年6月の名寄市の調査で不正な受給が明らかになり、市は改善を求めたということですが、
これまで事業所に対し行政処分や報酬の返還請求は行っていません。
これについて名寄市は、
「行政処分を行えば事業所のサービスが停止することになるため、
利用者の混乱を避けるために見送った」と説明しています。
10/30 12:17