ハロウィーン(31日)直前の日曜日となった27日、神戸市内各地で関連イベントが開かれ、子どもたちを楽しませた。(喜田美咲、川崎恵莉子)
同市東灘区の御影地区では、地域の子どもたちに伝統のだんじりを知ってもらおうというスタンプラリーがあった。ドラキュラや海賊など、児童ら約650人が思い思いの仮装をして地区内の会館を巡り、楽しみながらだんじりの魅力を教わった。
子どもたちにだんじりの次の担い手になってもらうため、西御影や西町など九つの青年会が合同で実施し、8年目。参加者らは浜手と山手のコースに分かれ、スタンプを集めながら菓子をもらっていた。
各会館の横にはだんじりの蔵があり、特別に公開された。見学した御影小学校4年の男児(10)は「中の太鼓が大きくてかっこよかった。いつか自分も引いてみたい」と目を輝かせていた。
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同市灘区王子町3の王子動物園では、園内の動物にカボチャが贈られ、来園者がおいしそうに食べる動物の様子を楽しんだ。
同園の恒例イベント。ゾウやキリン、チンパンジーなど約10種類の動物に、飼育員がお化けの顔にくりぬいたカボチャと好物の果物や野菜をプレゼントした。
ジャイアントパンダ「旦旦」には、リンゴやニンジンで飾り付けたカボチャを用意。旦旦はゆっくりと餌に近づくと、前足を使いながらあっという間に完食した。パンダ舎の前には二重三重の人だかりができ、来園者は愛くるしい姿をカメラで撮影していた。
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王子動物園
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