米、EUに報復関税を発動へ 航空機紛争でWTOが仲裁決定
2019/10/2 23:46 (JST) ©一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/552139575629595745
【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)は2日、米欧の大手航空機メーカーへの補助金を巡る通商紛争で、米国による年間最大74億9600万ドル(約8千億円)分の欧州連合(EU)からの物品やサービスに対する報復関税を認める仲裁決定を出した。
EUから米への報復関税についても仲裁手続きに入っており、約15年に及ぶ航空機紛争は巨額の報復合戦に発展する可能性がある。
WTOは昨年5月、EU側によるエアバスへの補助金継続をWTO協定違反と判断。その後、是正措置が取られていないとして、米側が報復関税を打ち出し、WTOが選出した仲裁人が2日、上限について結論を出した。
2019/10/2 23:46 (JST) ©一般社団法人共同通信社
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【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)は2日、米欧の大手航空機メーカーへの補助金を巡る通商紛争で、米国による年間最大74億9600万ドル(約8千億円)分の欧州連合(EU)からの物品やサービスに対する報復関税を認める仲裁決定を出した。
EUから米への報復関税についても仲裁手続きに入っており、約15年に及ぶ航空機紛争は巨額の報復合戦に発展する可能性がある。
WTOは昨年5月、EU側によるエアバスへの補助金継続をWTO協定違反と判断。その後、是正措置が取られていないとして、米側が報復関税を打ち出し、WTOが選出した仲裁人が2日、上限について結論を出した。