https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190927/k10012101071000.html
ビル解体作業中に壁倒れる 下敷きの作業員死亡 横浜
2019年9月27日 4時07分
26日横浜市で、雑居ビルの解体作業をしていた作業員の男性が、コンクリートブロックでできた壁の下敷きになって死亡する事故があり、警察は作業手順に問題がなかったか調べています。
26日午後3時すぎ、横浜市鶴見区鶴見中央で、8階建ての雑居ビルの解体作業をしていた60歳の作業員の男性が倒れてきた壁の下敷きになったと警察に通報がありました。
男性は救急車で病院に運ばれましたが、体を強く打っていて、事故からおよそ4時間後に死亡しました。
警察によりますと、事故当時、男性はほかの作業員と2人ひと組で、ビルの1階部分の壁を解体する作業を行っていたということです。
しかし厚さ10センチほどのコンクリート製のブロック塀が積み重なった、高さおよそ1.7メートル、幅2.9メートルほどの壁が、突然、男性の側に向かって倒れ下敷きになったということです。
もう1人の男性作業員にはケガはなかったということですが、本来、壁は反対側に倒れる予定だったということで、警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、作業手順に問題がなかったか調べています。