【動画】
辺り一面が真っ赤に染まりました。その訳とは。
空も赤く染まり、人影もなく、街も真っ赤に染まっています。ネット上ではこの様子を火星のようだと例えています。これは野焼きや森林火災による煙害に見舞われているインドネシアのスマトラ島の様子。周辺の島やシンガポールやマレーシアでもぜんそくなどの健康被害が出ているほか、学校が休校になるなど影響が広がっています。
そもそもインドネシアは2015年以降、焼き畑農業が主な理由になっている森林火災が増加。現在、最悪の煙害に直面しているといわれています。では、なぜ街が赤く染まってしまったのでしょうか。気候科学に詳しい高知工科大学の柴田清孝教授によりますと…。
高知工科大学環境理工学群・柴田清孝教授:「山火事とか火山噴火の後には見えたりします。空一面が赤い色になるというのは時々、起こります。山火事は色んなものが燃えますから、そのうちの赤い光を散乱するような微粒子が今回は多くて、こういう赤い空になったと思います」
また、柴田教授によりますと、街が赤く染まる現象は、火災が続いて雨などが降らない限りはしばらく続くということです。
9/25(水) 23:41
テレビ朝日系(ANN)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190925-00000059-ann-int