ベルギー北西部ヘント(Ghent)で22日、19世紀のオランダの画家ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)の初期2作品が競売にかけられ、ともに予想価格付近で落札された。
競売会社によると1点は花を描いた水彩画で、予想価格を少し上回る22万ユーロ(約2600万円)で落札された。もう1点の水差しを描いた木炭画は、予想価格を少し下回る14万ユーロ(約1660万円)で落札された。
競売会社は落札価格について、「大変お手頃な値段」だとしている。
両作品はゴッホが仏パリで象徴派や後期印象派の画家たちの影響を受ける前の1883年ごろの作品で、後のゴッホの作風を思わせるところはほとんどない。
ゴッホは約2000点の作品を残し、そのうち900作品が油絵や水彩画。作品のほとんどは美術館に収蔵されており、市場に出回るのはまれだ。(c)AFP
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