政府は世界の液化天然ガス利用の拡大に向け、日本の官民で総額100億ドル(約1兆円)を投じる方針を打ち出す。採掘するためのプラント建設など開発事業への官民の出資や政策金融による支援が柱だ。サウジアラビアの石油施設攻撃で資源の安定供給に懸念が生じている。中東産石油への依存を減らし、産出国が世界に散らばるLNGの開発を強化する。
LNGの産出国と消費国の閣僚や企業…
2019/9/24付日本経済新聞 朝刊
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO50113040T20C19A9MM8000/