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アフリカ豚コレラ発生した養豚場などで殺処分 防疫徹底へ=韓国
2019.09.17 11:13
【ソウル聯合ニュース】韓国の金ヒョン秀(キム・ヒョンス)農林畜産食品部長官は17日、致死率が極めて高い豚の伝染病、アフリカ豚コレラが韓国で初めて発生したことを受け、「発生した農場(養豚場)とその農場主が所有する2カ所の農場の豚3950頭に対する殺処分措置をきょう中に完了する予定だ」と説明した。また、「午前6時40分から48時間、全国の養豚場、食肉処理施設、飼料工場、関係車両を対象に、移動の一時中止命令を出した」と明らかにした。
金氏によると、16日午後6時にソウル北方の京畿道坡州市内の養豚場から母豚5頭が死んだとの届け出があった。17日午前6時半、アフリカ豚コレラの陽性反応が確認された。
韓国での発生は初めて。この養豚場の半径3キロ以内に別の養豚場はないが、農林畜産食品部は近くの農場に感染が広がった可能性も念頭に置き、防疫作業を進めている。当該養豚場の家畜や車両、人の立ち入りを規制し、消毒ポイントと監視所も設けて畜産関係車両の消毒を強化した。
農林畜産食品部はまた、検疫本部の疫学調査班を現場に派遣し、発生原因の把握に努めている。
京畿道から別の市・道への豚の搬出は1週間禁じる。全国6309戸の養豚農家を一斉消毒し、感染が疑われる症状が出ていないかも観察する。
アフリカ豚コレラの防疫措置状況室を運営し、防疫を徹底させる方針だ。