https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190916/k10012084921000.html
格付け会社 香港の債券を「弱含み」に変更 政情不安を懸念
2019年9月16日 22時33分香港 抗議活動
香港で抗議活動が長期化し政情不安が続いていることを受けて、大手格付け会社の「ムーディーズ」は、香港の債券の信用度を示す格付けの見通しをこれまでの「安定的」から将来的に引き下げの可能性がある「弱含み」へと変更しました。
香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例改正案の撤回が発表されたあとも市民の抗議活動が続き、15日もデモの参加者の一部が警察と衝突するなど混乱が続いています。
こうした状況を受けて、大手格付け会社の「ムーディーズ」は16日、香港の債券の信用度を示す格付けの見通しを、これまでの「安定的」から将来的に引き下げの可能性がある「弱含み」へと変更しました。
この理由についてムーディーズは、抗議活動が続く中で、香港の行政機能が低下し、貿易や金融のハブとしての信用度が弱体化するリスクが高まっていることなどを挙げています。
香港をめぐっては、大手格付け会社の「フィッチ・レーティングス」が今月6日に、香港の外貨建て債券の格付けを1段階引き下げていて、政情不安が続く中、アジアの金融の中心地としての役割の低下が懸念されています。
格付け会社 香港の債券を「弱含み」に変更 政情不安を懸念
2019年9月16日 22時33分香港 抗議活動
香港で抗議活動が長期化し政情不安が続いていることを受けて、大手格付け会社の「ムーディーズ」は、香港の債券の信用度を示す格付けの見通しをこれまでの「安定的」から将来的に引き下げの可能性がある「弱含み」へと変更しました。
香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例改正案の撤回が発表されたあとも市民の抗議活動が続き、15日もデモの参加者の一部が警察と衝突するなど混乱が続いています。
こうした状況を受けて、大手格付け会社の「ムーディーズ」は16日、香港の債券の信用度を示す格付けの見通しを、これまでの「安定的」から将来的に引き下げの可能性がある「弱含み」へと変更しました。
この理由についてムーディーズは、抗議活動が続く中で、香港の行政機能が低下し、貿易や金融のハブとしての信用度が弱体化するリスクが高まっていることなどを挙げています。
香港をめぐっては、大手格付け会社の「フィッチ・レーティングス」が今月6日に、香港の外貨建て債券の格付けを1段階引き下げていて、政情不安が続く中、アジアの金融の中心地としての役割の低下が懸念されています。