「石油施設攻撃はイラン関連組織が実行」サウジ主導の有志連合
2019年9月16日 23時21分
サウジアラビアで起きた石油関連施設への攻撃について、関与を主張するイエメンの反政府勢力と戦うサウジアラビア主導の有志連合は、今回の攻撃はイランの関連組織がイラン製の兵器を使って実行したという見方を示しました。
サウジアラビアでは東部のアブカイクなどの石油関連施設が14日、攻撃を受け、１日の原油生産量のおよそ半分の生産が一時的に停止しています。
今回の攻撃をめぐって、関与を主張するイエメンの反政府勢力と戦うサウジアラビア主導の有志連合のマリキ報道官が16日、攻撃のあと、初めて会見を開きました。
マリキ報道官は、初期の調査結果として、イエメンからの攻撃であることを否定したうえで、今回の攻撃は、イランの関連組織がイラン製の兵器を使って実行したという見方を示しました。
その上で、「大規模な攻撃は、サウジアラビアだけでなく世界の原油供給網へのテロ攻撃だ」と述べて、攻撃を非難しました。
