千葉県市原市の一部の地域では12日停電が解消し、住民たちは、ほっとした表情を見せていました。
市原市東国分寺台のクリーニング店は、停電の間も店を開けて衣服を預かっていましたが、停電が解消した12日からクリーニングを再開したということです。
店主の橋本敏夫さんは「朝やっと電気がとおりました。これから通常営業できるので安心しています。電気が通らないと注文が受けられず、売り上げも減ってしまうので本当によかったです」と話していました。
また、市原市の海士有木地区に住む梅津力さん(95)の自宅では、12日午後4時ごろに停電から復旧し、電気がついた瞬間、手をたたきながらうれしそうな様子で歓声を上げていました。
妻の梅津げんさん(94)は「やっと電気がついて本当にうれしくてほっとしています。きょうまで、暑さはうちわでしのいで洗濯も手洗いで体力的にもつらかったので、エアコンや洗濯機が使えるようになってよかったです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190912/k10012079131000.html