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国家安全保障局 谷内局長が退任へ 後任に北村内閣情報官起用
2019年9月11日 23時59分内閣改造
国家安全保障局の谷内正太郎局長が近く退任するのに伴い、後任に、北村滋内閣情報官の起用が決定しました。
谷内氏は、75歳。昭和44年に外務省に入り、事務次官などを経て、平成26年に発足した国家安全保障局の初代局長に就任し、6年近くにわたって安倍政権の外交・安全保障政策を支えてきました。
この間、北朝鮮問題への対応などに当たったほか、独自の人脈を生かして、アメリカなど各国の安全保障担当者とのネットワークづくりや日中関係の改善に尽力してきました。
谷内氏は退任後、内閣特別顧問に就任します。
また、北村氏は62歳。昭和55年に警察庁に入り、第1次安倍内閣で総理大臣秘書官を務めたあと、兵庫県警察本部の本部長や警察庁の外事情報部長などを歴任し、平成23年から内閣情報官を務めていました。
一方、北村情報官の後任には内閣情報調査室の瀧澤裕昭内閣審議官が起用されました。
瀧澤氏は60歳。警察庁の外事情報部長などを歴任したほか、政府の「国際テロ情報収集ユニット」のトップとして、武装組織に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんの解放にも携わりました。