2019年9月10日
日本海軍軍艦「最上」発見 航空艤装だけじゃない“もがみんスゲー!”に迫る (1/2)
もがみん、実は“射撃”もすごかった。【画像12枚】
[長浜和也,ねとらぼ]
故ポール・アレン氏が設立した沈船捜索チーム(関連記事)が、沈んでいる日本海軍軍艦「最上」の姿を公開しました。
これらは、2019年5月8日にフィリピンにあるレイテ島とパオナン島、ディナガット島などに挟まれたスリガオ海峡の南出口から南西にある水深1450メートルの海底で発見したときの状況を撮影したものです。
最上は、1935年7月28日に就役した日本海軍の重巡洋艦です。太平洋戦争では、バタビア沖海戦、ベンガル湾通商破壊作戦、ミッドウェー海戦、マリアナ沖海戦、スリガオ海峡夜戦などに参加しました。ミッドウェー海戦で大きな損害を受けた後、後甲板にある主砲2基を取り外して飛行作業甲板を設置、水上偵察機11機(現実的には7機程度。実戦の運用実績は5機)を搭載できる航空巡洋艦となります。スリガオ海峡夜戦では戦艦「山城」「扶桑」など全7隻でレイテ湾に突入しますが、米海軍戦艦6隻、巡洋艦4隻、駆逐艦26隻、魚雷艇39隻の攻撃を受けて、駆逐艦1隻(時雨)を除いて全滅。最上もこのときの戦いで沈みます。
(リンク先に続きあり)
九四式方位盤射撃装置一型
