新潟県の燕市と弥彦村で構成する一部事務組合、燕・弥彦総合事務組合は、9月9日午後1時から燕市役所で人命救助に功績のあった2人に同組合管理者の鈴木力燕市長から感謝状を贈呈する。
感謝状が贈られるのは、燕市井土巻2、イオンシネマ県央の支配人の大西光一さんと従業員の高木翔さん。7月28日午前10時半ごろイオンシネマ県央で発生した救命救急現場で、AEDを使って人命救助に貢献した。
イオンシネマ県央2階売店前で、商品待ちの女性が突然、カウンターに手をついて崩れるように倒れるのを高木さんが目撃。トランシーバーで支配人の大西さんに連絡した。
現場に駆け付けた大西さんは、女性のバイタルサインを観察し、カウンター内にいた高木さんは速やかにAEDを大西さんに届け、その後119番通報した。大西さんは、届いたAEDを直ちに装着し、除細動を実施したあと胸骨圧迫を救急隊が到着するまで続けた。救急隊到着後に心拍が再開し意識も回復した。
その後、ドクターヘリを要請し病院へ搬送して一命を取りとめた。勇気をもった「救命のリレー」を実行した2人の功績に対し、心から敬意を表し感謝状を贈呈する。
9月6日 10時12分
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