アルプス山脈(Alps)にある欧州最高峰モンブラン(Mont Blanc)の登山客らが問題行動を繰り返しているとして、近郊にあるフランスの町の町長がエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領宛に公開書簡を出し、モンブランに登る「変人」対策を講じるよう訴えた。
先週には英国人観光客が、モンブラン山中にトレーニングマシンを放置していったという。
以前から同山の過密状態に警鐘を鳴らしてきた、サンジェルベレバン(Saint-Gervais-les-Bains)のジャンマルク・ペイエ(Jean-Marc Peillex)町長によると、先月31日には、英海兵隊員がパフォーマンスとしてトレーニングマシンを担いで山に持ち込んだ。
ところがこの男性は、マシンを持って下りる力がなくなったとして、標高4362メートルに位置する緊急避難用の山小屋に置き去りにしたという。
この男性はディズニーと名乗ったとされ、これについてペイエ町長は1日に出した公開書簡で「こういう名前だけに遊園地気分だったのではと、あなたも思うでしょう」とつづった。
同じ週末にはさらに、犬連れのドイツ人観光客が、夏の繁忙期に登山ルートをパトロールしている憲兵隊員らに何度も注意され、頂上に挑戦する前には犬を安全な所に置いていくと約束していたにもかかわらず、犬と一緒に登頂した事例にも言及。
男性は真夜中にこっそり犬を連れて登頂し、犬は生還したものの足の裏が血まみれだったという。
また6月には、スイス人登山客2人がモンブランの頂上のすぐ東側に小型飛行機を着陸させ、そこから頂上を目指して歩き始めたこともあったという。
憲兵隊が2人を制止したが、違反したのは1960年代に制定された同域における航空機の着陸地に関する法律のみだったことから、わずか38ユーロ(約4400円)の罰金の支払いを命じられただけで、離陸が認められたという。
「こういう状況が長く続いている、もうたくさんだ!」と書簡に書いたペイエ町長は、マクロン大統領に対し「法律違反を犯す変人らを来年から厳罰に処する法案を成立させ、モンブランに平和を取り戻す」よう促した。
https://news.livedoor.com/article/detail/17026670/
先週には英国人観光客が、モンブラン山中にトレーニングマシンを放置していったという。
以前から同山の過密状態に警鐘を鳴らしてきた、サンジェルベレバン(Saint-Gervais-les-Bains)のジャンマルク・ペイエ(Jean-Marc Peillex)町長によると、先月31日には、英海兵隊員がパフォーマンスとしてトレーニングマシンを担いで山に持ち込んだ。
ところがこの男性は、マシンを持って下りる力がなくなったとして、標高4362メートルに位置する緊急避難用の山小屋に置き去りにしたという。
この男性はディズニーと名乗ったとされ、これについてペイエ町長は1日に出した公開書簡で「こういう名前だけに遊園地気分だったのではと、あなたも思うでしょう」とつづった。
同じ週末にはさらに、犬連れのドイツ人観光客が、夏の繁忙期に登山ルートをパトロールしている憲兵隊員らに何度も注意され、頂上に挑戦する前には犬を安全な所に置いていくと約束していたにもかかわらず、犬と一緒に登頂した事例にも言及。
男性は真夜中にこっそり犬を連れて登頂し、犬は生還したものの足の裏が血まみれだったという。
また6月には、スイス人登山客2人がモンブランの頂上のすぐ東側に小型飛行機を着陸させ、そこから頂上を目指して歩き始めたこともあったという。
憲兵隊が2人を制止したが、違反したのは1960年代に制定された同域における航空機の着陸地に関する法律のみだったことから、わずか38ユーロ(約4400円)の罰金の支払いを命じられただけで、離陸が認められたという。
「こういう状況が長く続いている、もうたくさんだ!」と書簡に書いたペイエ町長は、マクロン大統領に対し「法律違反を犯す変人らを来年から厳罰に処する法案を成立させ、モンブランに平和を取り戻す」よう促した。
https://news.livedoor.com/article/detail/17026670/