【AFP=時事】バングラデシュの最高裁判所は25日、イスラム教徒用の婚姻証明書に用いられている「処女」の文言を削除するよう命じる画期的な決定を下した。この文言については、人権団体が「屈辱的で差別的」だと抗議していた。
同国のイスラム教の婚姻法では、新婦は婚姻証明書にある「処女」「未亡人」「離婚経験者」の項目のうち一つを選択しなければならない。
AFPの取材に応じた司法長官代理によると、最高裁は政府に対して「処女」を削除し、「未婚」に置き換えるよう命じたという。
最高裁は10月までに判決の全文を公開する予定で、それに伴い証明書も変更されることになる。
2014年に「処女」の文言をめぐって訴訟を起こした原告団の弁護人の一人は26日、「画期的な判決だ」とコメントした。
「処女」の文言がある証明書が1961年に導入されて以降、人権団体はこれが「屈辱的で差別的」であり、結婚する女性のプライバシーを侵害していると批判を続けてきた。
【翻訳編集】AFPBB News
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/16990653/
同国のイスラム教の婚姻法では、新婦は婚姻証明書にある「処女」「未亡人」「離婚経験者」の項目のうち一つを選択しなければならない。
AFPの取材に応じた司法長官代理によると、最高裁は政府に対して「処女」を削除し、「未婚」に置き換えるよう命じたという。
最高裁は10月までに判決の全文を公開する予定で、それに伴い証明書も変更されることになる。
2014年に「処女」の文言をめぐって訴訟を起こした原告団の弁護人の一人は26日、「画期的な判決だ」とコメントした。
「処女」の文言がある証明書が1961年に導入されて以降、人権団体はこれが「屈辱的で差別的」であり、結婚する女性のプライバシーを侵害していると批判を続けてきた。
【翻訳編集】AFPBB News
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