セイ ジョルニ エディションIIは、2017年に発売された「セイ ジョルニ」のコンセプトを踏襲した、往年のレーシングベスパをほうふつとさせるスタイリングが特徴の限定モデルである。
車名のセイ ジョルニとはイタリア語で6日間を意味しており、このモデルが、1951 年に開催された6日間で競われるアベレージラリー「Sei Giorni Internazionale di Varese」に参戦し、9 個のゴールドメダルを獲得したレーシングベスパ「Sei Giorni」をモチーフとしていることを示している。
ベースとなるのはツーリングに好適なスチールモノコックのラージボディーを備えた「GTS」で、エンジンには“ベスパ史上最強”という新開発の「300HPE（High Performance Engine）」を搭載。このユニットは電子制御インジェクションを備えた278cc水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブの進化型で、従来モデルを12％上回る23.8ps（17.5kW）/8250rpmの最高出力と、18％大きな26Nm/5250rpmの最大トルクを発生する。
ボディーカラーは専用色「セイ ジョルニグレー」のみ。価格は78万8400円で、販売台数は66台のみとなる。（webCG）
2019.08.09
https://www.webcg.net/articles/-/41339
ベスパ Sei Giorni（セイ ジョルニ） エディションII
