前方宙返りするように下へ落ちていったものとみられる。タクシーがフェンスを突き破り、5メートル下の公園に転落した。
明らかに角度がおかしい。天地がほぼ逆さまになり、タイヤを上に向けているのはタクシーだ。切り立ったコンクリートの擁壁の麓にある、こぢんまりとした公園。タクシーの下敷きになっているピンク色の太いパイプはブランコの支柱だ。タクシーは5メートルの落差がある擁壁の上から落ちてきた。8日午前10時ごろのこと。もしブランコで子どもたちが遊んでいたら…。
タクシーは家の敷地内に侵入。そのままフェンスを突き破って真下の公園に落下。公園で巻き込まれた人はいなかった。67歳の運転手は左足などを打撲するけが。客を迎えに行く途中だったという。ただし、状況からタクシーはバックではなく、前進しながらフェンスを突き破って前転するようにして屋根から着地したものとみられている。道路からフェンスまではある程度の距離がある。昼間なので視界が悪かったということもないはずだ。警察は運転手から事情を聴くなどして事故の原因を調べる方針だ。
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