なかなか話す機会がない「性」について、夏休みを利用して親子で考えてもらおうと小学生とその保護者を対象にした勉強会が4日、長崎市で開かれました。
性教育の勉強会を開いたのは看護師・思春期保健相談士の中山安彩美さんです。
普段、家庭内であまり話す機会がない「性」について親子で話し、勉強してもらおうと企画しました。
4日は、長崎市や諫早市から6組の親子が参加し、人間の体がどのように成長するのかを学びました。
小学校では主に4年生に対し子供の体が大人の体へと成長する「二次性徴」について学ぶ授業を行います。
しかし、それ以前に体が成長する子供もいて、中山さんは「自分の体を守るために早いうちから性について学んでほしい」と話します。
中山安彩美さん「自分の体を大切にできる人は相手のことを大切にできると思うので、性犯罪の被害者にもならないし、加害者にもならないことにつながると思う。」
参加者した保護者「体ができてくる課程を伝えてもらい、娘も少しずつ理解ができているので。私も勉強になった。」
参加した小学生「赤ちゃんはこうやってできるんだってことを知らなかったから知ることができてよかった。」
参加者は、性についてだけでなく命の尊さも感じているようでした。
2019年8月4日 日曜 午後6:00
https://www.fnn.jp/posts/2019080400000002KTN/201908041800_KTN_KTN