北海道議会新庁舎の喫煙室 知事「税金では困難」 最大会派の自民は設置要求
毎日新聞 2019年8月2日 08時58分(最終更新 8月2日 08時59分)
https://mainichi.jp/articles/20190802/k00/00m/040/028000c
鈴木直道知事は1日の記者会見で、来年1月に完成予定の道議会新庁舎に喫煙室を設置することについて、
「税金で喫煙室を設置することは難しい」と道議会の村田憲俊議長に伝えたことを明らかにした。
喫煙室設置を巡っては各会派で意見が分かれており、最大会派の自民党・道民会議は設置を求めている。
知事は7月30日に村田議長と対談し、喫煙室の設置などについて意見交換をする中で、
「税金を使った喫煙室の設置が、道民の理解を得ることは難しい」などと伝えたという。
また設置には設計変更が必要で、来年1月までの工期に間に合わず
「新しく工事を発注しなければならない」との見解も示した。
一方、喫煙室設置を求める自民党・道民会議は、近く開催予定の議員総会などで協議を進めるという。
喫煙室設置については、7月に日本禁煙学会北海道支部が全面禁煙を求めて住民監査請求を行ったほか、
北海道医師会も知事や議長に反対の申し入れを行う方針を示している。
受動喫煙対策を強化した改正健康増進法により、7月から行政機関は屋内全面禁煙となったが、
国会や地方議会は規制の対象外となっている。
毎日新聞 2019年8月2日 08時58分(最終更新 8月2日 08時59分)
https://mainichi.jp/articles/20190802/k00/00m/040/028000c
鈴木直道知事は1日の記者会見で、来年1月に完成予定の道議会新庁舎に喫煙室を設置することについて、
「税金で喫煙室を設置することは難しい」と道議会の村田憲俊議長に伝えたことを明らかにした。
喫煙室設置を巡っては各会派で意見が分かれており、最大会派の自民党・道民会議は設置を求めている。
知事は7月30日に村田議長と対談し、喫煙室の設置などについて意見交換をする中で、
「税金を使った喫煙室の設置が、道民の理解を得ることは難しい」などと伝えたという。
また設置には設計変更が必要で、来年1月までの工期に間に合わず
「新しく工事を発注しなければならない」との見解も示した。
一方、喫煙室設置を求める自民党・道民会議は、近く開催予定の議員総会などで協議を進めるという。
喫煙室設置については、7月に日本禁煙学会北海道支部が全面禁煙を求めて住民監査請求を行ったほか、
北海道医師会も知事や議長に反対の申し入れを行う方針を示している。
受動喫煙対策を強化した改正健康増進法により、7月から行政機関は屋内全面禁煙となったが、
国会や地方議会は規制の対象外となっている。