昔ながらの道具を使って火をおこし、燃え上がる炎の周りを輪になって踊る「オロチョンの火祭り」が29日の夜、網走市で行われました。
「オロチョンの火祭り」は戦後、樺太から引き揚げてきた人たちから習った儀式を取り入れ先祖の魂を慰め、豊かな秋の実りを願う祭りとして昭和25年から毎年、行われています。
祭りでは昔ながらの道具を使って火をおこして祭壇にささげた上で5世紀から10世紀ごろにかけて栄えたオホーツク文化を代表する遺跡、「モヨロ貝塚」でおこした火とあわせて1つの炎にします。
そして会場の中心に積み上げた松の葉や枝に火をともすと夏の夜空に勢いよく炎が上がり、その周りをさまざまな衣装を身にまとった人たちが輪になって踊っていました。
オロチョンの火祭り伝承保存会の山中博一さんは、「観光客の人たちも一緒に踊ってくれてとても嬉しいです。
保存会の仲間たちも高齢化するなかで1人1人少なくなってさびしいけれど、なんとか頑張って続けていきたいです」と話していました。
07月30日 07時05分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190730/7000012302.html
「オロチョンの火祭り」は戦後、樺太から引き揚げてきた人たちから習った儀式を取り入れ先祖の魂を慰め、豊かな秋の実りを願う祭りとして昭和25年から毎年、行われています。
祭りでは昔ながらの道具を使って火をおこして祭壇にささげた上で5世紀から10世紀ごろにかけて栄えたオホーツク文化を代表する遺跡、「モヨロ貝塚」でおこした火とあわせて1つの炎にします。
そして会場の中心に積み上げた松の葉や枝に火をともすと夏の夜空に勢いよく炎が上がり、その周りをさまざまな衣装を身にまとった人たちが輪になって踊っていました。
オロチョンの火祭り伝承保存会の山中博一さんは、「観光客の人たちも一緒に踊ってくれてとても嬉しいです。
保存会の仲間たちも高齢化するなかで1人1人少なくなってさびしいけれど、なんとか頑張って続けていきたいです」と話していました。
07月30日 07時05分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190730/7000012302.html