0001記憶たどり。 ★
2019/07/25(木) 16:12:40.67ID:8oYEgoUF9宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は、尿を飲み水に変える宇宙飛行士向けの高性能浄水装置を開発した。
今秋にも国際宇宙ステーション(ISS)で実証実験を行う。将来的には米国が計画し、日本も参加を検討中の
月上空の有人基地「ゲートウェイ」での導入を目指している。
この装置は樹脂製フィルターによる不純物の除去や電気分解、透析などの処理で、1日最大0・8リットルの水を作ることができる。
処理の際に温度や圧力を高めることで、尿を水に変える「再生率」を85%以上に高めた。現在ISSで使われている米航空宇宙局
(NASA)の装置の再生率は70〜80%程度。
装置は今秋にも米国の補給船で打ち上げられ、ISSで半年間稼働する予定。試験では、装置で作られた水の一部を
地上に持ち帰って水質などを調べる。
JAXA有人宇宙技術センターの松本聡主任研究開発員は「将来、月や火星を人が探査する際に水を効率よく使う技術は
非常に重要になる」と話した。
報道陣に公開された浄水装置(24日、茨城県つくば市のJAXA筑波宇宙センターで)