2019/7/18 21:30 (JST)7/18 22:23 (JST)updated c一般社団法人共同通信社
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豚コレラの感染経路などを分析した農林水産省の疫学調査チームの会合=18日午後、東京都千代田区
【画像略】
家畜伝染病の豚コレラの感染経路を調べる農林水産省の疫学調査チームが18日、会合を開いた。
5、6月に岐阜、愛知両県の養豚農場で発生した6件の事例について、
ネズミなどの野生動物や車両を介してウイルスが農場の内部に侵入した可能性が高いとする分析結果を明らかにした。
農水省は今後、農場内のネズミの駆除や出入りする全ての車両の消毒を徹底するよう農家に求める方針だ。
両県に隣接する長野県などでも呼び掛ける。
以前に豚コレラが発生した別の農場や、豚コレラに感染した野生イノシシの発見場所が近くにあったケースが多く、
ネズミや車両がウイルスを農場内に運んだとみられるという。