北日本や東日本の太平洋側などでこのところ日照時間が少ない状態が続いて、一部の野菜は生育が遅れ、卸売価格が上昇しています。
中でも「きゅうり」は、平年を50%以上上回る高い水準となっています。
農林水産省によりますと、東京都中央卸売市場での主な野菜の卸売価格は、今月11日の時点で、きゅうりが平年と比べて57%高くなっているほか、なすが20%、ピーマンが9%、それぞれ平年に比べて値上がりしています。
このうち、きゅうりはこの時期の主な産地である福島県や群馬県などで日照不足の影響で生育が遅れていて、今月8日ごろから急激に価格が上がっているということです。
農林水産省では、今後、日照不足が長く続けば野菜の生育にさらに影響が出るおそれもあり、天候や価格の動向を注視したいとしています。
一方、たまねぎは平年を30%余り下回っているほか、だいこんは20%、にんじんは16%、それぞれ平年に比べて値下がりしています。
農林水産省によりますと、だいこんやにんじんは、この時期の主な産地の北海道で日照不足の影響がなく生育が順調なため、価格は平年を下回って推移し、同じ北海道などがこの時期の主な産地のトマトも価格は安定しているということです。
07月15日 17時50分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190715/1000032719.html
中でも「きゅうり」は、平年を50%以上上回る高い水準となっています。
農林水産省によりますと、東京都中央卸売市場での主な野菜の卸売価格は、今月11日の時点で、きゅうりが平年と比べて57%高くなっているほか、なすが20%、ピーマンが9%、それぞれ平年に比べて値上がりしています。
このうち、きゅうりはこの時期の主な産地である福島県や群馬県などで日照不足の影響で生育が遅れていて、今月8日ごろから急激に価格が上がっているということです。
農林水産省では、今後、日照不足が長く続けば野菜の生育にさらに影響が出るおそれもあり、天候や価格の動向を注視したいとしています。
一方、たまねぎは平年を30%余り下回っているほか、だいこんは20%、にんじんは16%、それぞれ平年に比べて値下がりしています。
農林水産省によりますと、だいこんやにんじんは、この時期の主な産地の北海道で日照不足の影響がなく生育が順調なため、価格は平年を下回って推移し、同じ北海道などがこの時期の主な産地のトマトも価格は安定しているということです。
07月15日 17時50分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190715/1000032719.html