愛知で豚コレラ790頭殺処分…早期出荷準備中
読売新聞オンライン 2019/07/08 20:42
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190708-OYT1T50238/
愛知県は8日、同県長久手市と瀬戸市の養豚場で、家畜伝染病「豚コレラ」の感染が新たに確認され、
両養豚場の豚計約790頭の殺処分を始めたと発表した。
県内の養豚場での感染は2月に確認されて以降、13例目で、長久手市では初めて。
同市の養豚場から7日夜、県に「豚が7頭死んだ」と通報があり、県がこの養豚場と、
瀬戸市の関連養豚場の豚計22頭を検査したところ、8日、21頭から陽性反応が出た。
県は10日頃までに殺処分を終え、施設の消毒などの防疫措置は、12日頃までに完了させる方針。
農林水産省は、感染の恐れがある地域の豚を早期出荷して豚舎を空にし、
衛生管理を強化する対策を実施する方針で、今回の2施設も対象となっていた。
大村秀章知事は「早期出荷に向け、段取りを進めていた最中の発生で残念」と述べた。