先月、神奈川県愛川町で実刑が確定した男が逃走した事件で、自分をかくまうよう知人をそそのかしたとして、再逮捕された男が、逃走の理由について「覚醒剤を抜くためだった」と供述していることが警察への取材でわかりました。
神奈川県愛川町の無職、小林誠容疑者(43)は先月19日、収容しようと自宅を訪れた検察事務官に包丁を振り回して抵抗したとして逮捕起訴され、自分をかくまうよう横須賀市に住む知人の男をそそのかした疑いで、3日、再逮捕されました。調べに対し容疑を認めているということです。
小林容疑者は、複数の知り合いを頼って逃走を続けていたとみられていて、その理由について「覚醒剤を抜くためだった」と供述していることが警察への取材でわかりました。
また、かくまった知人の男については「逃走した翌日に直接会って頼んだ。初めて会った」と供述しているということです。
警察は引き続き逃走中の詳しい行動の解明を進めるとともに、覚醒剤を使用した疑いでも調べることにしています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190705/k10011982891000.html
2019年7月5日 6時22分 NHK