2019年06月30日 日曜日
2日投開票の三沢市長選を巡り、青森県警捜査2課などは29日、公選法違反(物品買収など)の疑いで三沢市三沢、会社役員小比類巻元容疑者(50)を逮捕した。関係者によると、落選した元市議鈴木重正氏の後援会に所属していたという。
逮捕容疑は告示前の5月中旬ごろ、同市とおいらせ町で、鈴木氏への投票や票の取りまとめを依頼し、同市の有権者10人にそれぞれ数千円分の商品券を渡した疑い。県警は認否を明らかにしていない。
5月26日告示の市長選には、鈴木氏と元県議小桧山吉紀氏の新人2人が立候補し、約2300票差で小桧山氏が初当選した。鈴木氏は2015年の前回市長選に続く落選だった。
県警は容疑者が他の有権者にも商品券を渡した可能性があるとみて調べる。
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