世界の難民・避難民、7000万人を突破 国連調べで過去最多
9時間前
2019/06/19
戦争や迫害、紛争から逃れた難民・避難民は昨年、世界中で7000万人を超えた。国連が19日、発表した。約70年前に国連が統計を取り始めてから最多となった。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報告書「グローバル・トレンド」によると、強制的に住む場所を追われた人は昨年より230万人増えて約7080万人に上った。この20年間でほぼ2倍に増えた。
毎日3万7000人の新たな難民・避難民が生まれていることになる。
UNHCRのフィリッポ・グランディ難民高等弁務官は、「この数字から、戦争や紛争、迫害から逃れて安全を必要としている人たちの数が長期的な増加傾向にあることが改めて分かる」と説明した。
「難民や移民をめぐっては分断を引き起こすような表現が使われがちだが、多くの難民を受け入れているコミュニティーでは特に、思いやりと連帯があふれかえるように示されている」
実際はもっと多い
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