相馬双葉漁協によるホッキ貝の試験操業が今月から始まった。来年一月まで、週二回程度操業する。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降、今年で四年目となる。
六日は相馬市の原釜と磯部、新地町の釣師浜、南相馬市の鹿島の各漁港から合わせて六隻が早朝に出港し、ホッキ貝を積んで港に戻った。磯部漁港には午前十時すぎに二隻が戻り、ホッキ貝は港から磯部水産加工施設に運び込まれた。
水揚げした永輝丸の船主末永輝男さん(65)は「相馬のホッキ貝は身が柔らかくておいしい。多くの人に味わってほしい」と話した。
同漁協によると、この日の水揚げ量は四漁港合わせて約千百八十七キロ。検査で放射性物質は検出されず、市内のスーパーなどに出荷された。
ソース 福島民報
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019060764024
画像