0001孤高の旅人 ★
2019/06/07(金) 16:58:33.36ID:WNmBw3ZX92019年6月7日15時20分
https://www.asahi.com/articles/ASM673WLXM67UTIL00M.html?iref=comtop_latestnews_04
女子を一律に不利に扱うなど、不正入試が発覚した東京医科大を受験した36人の女性が「不公正、不公平な入試を受験させられた」として、同大に計約1億4300万円の賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が7日、東京地裁(谷口安史裁判長)であった。同大は請求の棄却を求め、争う姿勢を示した。
法廷では原告代理人の角田由紀子弁護士が意見陳述し、同大の行為について「多くの若い女性たちの人生の大切な時間を奪いさり、努力を踏みにじり、自尊感情を傷つけ、苦悩を強いた」と批判。「人の命を救うことを使命とする医師が、人権感覚の乏しい人々によって養成されるとは、大いなる矛盾」と述べた。
医師を目指して受験勉強を続ける原告の20代女性も陳述に立ち、「黙ってしまったら忘れられ、女子が不利なままになってしまうと思い、訴訟に参加した。日本から差別をなくすための一歩にしてほしい」と訴えた。
訴えを起こしているのは、2006〜18年度入試を受けた元受験生。訴状では、同大が女子や浪人回数の多い受験生の得点を一律に下げていた点について、「性別というコントロールできない属性を理由に不利に扱われた」と主張。慰謝料や受験料、受験にかかった交通費や宿泊費の支払いを求めている。3月に提訴した段階で原告は33人だったが、4月に3人が加わり、請求額は約1300万円増えた。(山下知子、三島あずさ)