https://www.phileweb.com/amp/news/d-av/201905/30/47510.html
一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、地上デジタル放送の4K・8K化に向けた実証実験を
5月より東京地区において、7月より名古屋地区において実施する予定だとアナウンス。実証実験の電波発射に伴って
テレビ視聴にまれに影響を与える場合があることから、テレビ受信対策やラジオマイク運用調整を円滑に進めるための
関連情報を案内するコールセンターを開設した。
実証実験電波の発射により、UHFテレビアンテナやブースターを使っている一部の家庭で、地上デジタルテレビ放送の映りが
悪くなったり、ラジオマイクを使っていると雑音が混入する場合が出る可能性があるとのこと。これに対して、テレビ受信対策や
ラジオマイク運用調整を円滑に進めるため、関連情報を案内するウェブサイト「地デジ高度化実験受信対策センター」を開設した。
なお、本実証実験は、2018年度にNHKとNHKアイテック(現NHKテクノロジーズ)が総務省から委託を受けて行っていた
実証実験の実施主体が変わり、再開するもの。
公式サイトでは実験電波の発射スケジュールなどを確認可能。電話での相談や問い合わせを受け付けている。