元イラン大使が“強制わいせつ” 部下に無理やり...書類送検
外務省のイラン大使だった男が、大使公邸で部下の女性職員に無理やりキスをするなどした疑いで、書類送検された。
駒野欽一元イラン大使(72)は、2012年10月、イランの日本大使公邸で、部下の女性職員に抱きつき、無理やりキスをするなどした強制わいせつの疑いで、30日に書類送検された。
被害者の女性職員は、2019年3月、警視庁に刑事告訴していた。
被害に遭った女性職員は、「自分のこれだけの苦しみに対して、重い役職についていた方なのに簡単にそれを認めずに、相手のせいにしたりだとか、逃げようとしたりすることは、憤りももちろんありますが、すごく悲しいなと思います」と話した。
駒野元大使は5月、任意で事情聴取されたが、警視庁は、駒野元大使の認否を明らかにしていない。
書類送検を受けて、被害者の女性職員は「外務省職員としての立場を考えると、かなりちゅうちょもしたが、勇気を出して告訴した」とコメントしている。
FNN PRIME 2019年5月30日 木曜 午前11:50
https://www.fnn.jp/posts/00418453CX/201905301150