サウジアラビアの空港で爆発物を積んだ無人機による攻撃がありました。内戦が続く隣国イエメンの武装組織「フーシ派」によるものとみられています。
AP通信によりますと、21日、イエメンとの国境近くにあるサウジアラビア・ナジュラーンの空港で、爆発物を積んだ無人機=ドローンによる攻撃がありました。
内戦が続く隣国イエメンのイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」によるものとみられ、「フーシ派」に近いイエメンのテレビ局が攻撃について報じました。ドローンは空港の武器庫を狙ったということですが、けが人はいないということです。
14日には、サウジアラビアの首都リヤド近くにある石油関連施設がドローンで攻撃され、「フーシ派」が犯行を認めています。
また、12日には、ホルムズ海峡でアメリカ向けの石油を積む予定だったサウジアラビアのタンカーなどが攻撃され、サウジ側がイランを非難、イランが関与を否定していました。
イエメンの内戦では、イランの支援を受ける「フーシ派」とサウジアラビアが率いる連合軍との戦闘が激化しています。また、核合意をめぐるイランとアメリカの対立もあり、関連する国の間で緊張が高まっています。
(ソース)TBS
サウジの空港で無人機攻撃、イエメンの「フーシ派」関与か
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190522-00000016-jnn-int
5/22(水) 6:03配信