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植物状態の仏男性、延命治療再開 裁判所命令受け
2019年5月21日 22:19
発信地:ランス/フランス [ フランス ヨーロッパ ]
【5月21日 AFP】フランスのランス(Reims)の病院で10年間植物状態となっているバンサン・ランベール(Vincent Lambert)さん(42)に対し、担当医らは21日、裁判所命令に従って延命治療を再開した。弁護士らが明らかにした。
担当医らは前日20日午前、ランベールさんの妻や他の親族らの意向を踏まえて、水分補給や栄養の静脈投与を停止することを決定。生命維持装置の停止に踏み切っていた。
しかし首都パリの控訴院が同日、関係諸機関に対し、国連(UN)の「障害者の権利委員会(Committee on the Rights of Persons with Disabilities)」による判断を待つ間、ランベールさんの生命を維持するため「あらゆる措置を取る」よう命じていた。(c)AFP
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