週末の天気 九州で滝のような雨 7月並み高温も
中川 裕美子日本気象協会 本社中川 裕美子 2019年05月17日16:42
https://tenki.jp/forecaster/y_nakagawa/2019/05/17/4628.html
https://tenki.jp/
18日(土)は西日本で雨雲が発達しやすく、九州は非常に激しい雨も。晴れる所は気温が高く、7月並みの所も。
ポイント解説へ
・今週末の天気の特徴
・18日(土)の天気と気温
・19日(日)の天気と気温
今週末の天気の特徴
18日(土)も19日(日)も地上天気図に大きな違いは見られません。
日本の東海上に高気圧の中心があり、本州付近は土日ともにこの高気圧の圏内です。
ただ、高気圧の縁をまわるように湿った空気が流れ込むため、西日本の太平洋側を中心に雨雲がわくでしょう。
また、地上天気図では表現されませんが、18日(土)は上空の気圧の谷が西日本をゆっくり東進します(黄色の破線)。
このため、九州で雨雲が発達しやすく、雨量が多くなりそうです。
さらに西に目を移して、梅雨前線(白い破線)に注目しますと、18日(土)は前線がやや北に盛り上がって、沖縄本島付近に延びます。
このため本島地方では朝にかけて雨雲がかかりやすいでしょう。
一方で、19日(日)は盛り上がる部分がなく、本島の南に停滞する見込みです。
●18日(土)の天気と気温
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沖縄は梅雨前線の影響で、朝までは雨や雷雨の所があるでしょう。
日中は日の差す時間もあって、30度近くまで気温が上がりそうです。
九州は一日雨の降る所が多く、雨脚が強まる所もあります。
特に雨雲が発達しやすいのが、鹿児島県の大隅地方や宮崎県などの南東側に開けた斜面です。
カミナリが鳴って滝のようにゴーゴーと、非常に激しく降る所があるでしょう。
今年これまでで一番の大雨となる恐れもあります。
最高気温はきょう17日(金)より低くなりますが、湿度が高く、ムシムシしそうです。
四国や中国地方も午後を中心に所々に雨雲がかかるでしょう。
近畿や東海も雲が広がりやすく、朝晩は太平洋側の一部で雨が降りそうです。
関東も雲の多い天気ですが、晴れる時間もありそうです。
北陸は晴れて、季節先取りの暑さが続きます。
東北や北海道も晴れますが、昼頃までは濃い霧で見通しの悪くなる所があるでしょう。
最高気温は所々で7月並みとなり、今年一番の暑さを更新する所がありそうです。
●19日(日)の天気と気温
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沖縄は雲が広がりやすいですが、日の差す時間もあるでしょう。
九州の雨のピークは過ぎるものの、引き続き南東側の斜面を中心に雨が降りそうです。
中国、四国は晴れ間がありますが、高知県など太平洋側は雨雲がわく可能性があります。
近畿は曇りの時間が長く、東海や関東も時々日が差す程度で雲が広がりやすいでしょう。
一部でにわか雨が予想されますので、お出かけ前に最新の予報を確認するとよいでしょう。
北陸や東北、北海道は時々雲が広がる程度で、各地で日差しが届きます。
日中の暑さが続き、あちらこちらで25度以上の夏日となるでしょう。
体はまだ暑さに慣れていない時期です。
屋外での活動は定期的に日陰に入って休憩をとり、こまめに水分を補給しましょう。
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・18日(土)の天気と気温
・19日(日)の天気と気温
今週末の天気の特徴
18日(土)も19日(日)も地上天気図に大きな違いは見られません。
日本の東海上に高気圧の中心があり、本州付近は土日ともにこの高気圧の圏内です。
ただ、高気圧の縁をまわるように湿った空気が流れ込むため、西日本の太平洋側を中心に雨雲がわくでしょう。
また、地上天気図では表現されませんが、18日(土)は上空の気圧の谷が西日本をゆっくり東進します(黄色の破線)。
このため、九州で雨雲が発達しやすく、雨量が多くなりそうです。
さらに西に目を移して、梅雨前線(白い破線)に注目しますと、18日(土)は前線がやや北に盛り上がって、沖縄本島付近に延びます。
このため本島地方では朝にかけて雨雲がかかりやすいでしょう。
一方で、19日(日)は盛り上がる部分がなく、本島の南に停滞する見込みです。
●18日(土)の天気と気温
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日中は日の差す時間もあって、30度近くまで気温が上がりそうです。
九州は一日雨の降る所が多く、雨脚が強まる所もあります。
特に雨雲が発達しやすいのが、鹿児島県の大隅地方や宮崎県などの南東側に開けた斜面です。
カミナリが鳴って滝のようにゴーゴーと、非常に激しく降る所があるでしょう。
今年これまでで一番の大雨となる恐れもあります。
最高気温はきょう17日(金)より低くなりますが、湿度が高く、ムシムシしそうです。
四国や中国地方も午後を中心に所々に雨雲がかかるでしょう。
近畿や東海も雲が広がりやすく、朝晩は太平洋側の一部で雨が降りそうです。
関東も雲の多い天気ですが、晴れる時間もありそうです。
北陸は晴れて、季節先取りの暑さが続きます。
東北や北海道も晴れますが、昼頃までは濃い霧で見通しの悪くなる所があるでしょう。
最高気温は所々で7月並みとなり、今年一番の暑さを更新する所がありそうです。
●19日(日)の天気と気温
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沖縄は雲が広がりやすいですが、日の差す時間もあるでしょう。
九州の雨のピークは過ぎるものの、引き続き南東側の斜面を中心に雨が降りそうです。
中国、四国は晴れ間がありますが、高知県など太平洋側は雨雲がわく可能性があります。
近畿は曇りの時間が長く、東海や関東も時々日が差す程度で雲が広がりやすいでしょう。
一部でにわか雨が予想されますので、お出かけ前に最新の予報を確認するとよいでしょう。
北陸や東北、北海道は時々雲が広がる程度で、各地で日差しが届きます。
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体はまだ暑さに慣れていない時期です。
屋外での活動は定期的に日陰に入って休憩をとり、こまめに水分を補給しましょう。
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