福岡市東区の小学校で14日午前11時25分ごろ、2年生の教室の天井に設置していた扇風機のカバー(約500グラム)が落ち、児童2人に当たった。市教委は全小中学校に扇風機の緊急点検をするよう通知した。
市教委によると、3時間目の授業で今年初めて扇風機を使ったところ、約40分後にカバーが落ちた。男子1人の頭に当たり、たんこぶができたという。床に落ちたカバーは跳ねて、女子の背中に当たったが、女子にけがはなかった。
3月に教員がカバーを外して大掃除をしており、市教委は、固定するねじが緩んでいた可能性があるとみている。
市教委は2008〜11年度、暑さ対策として180校の普通教室に扇風機を設置した。その後、エアコン整備が進んだが、現在も扇風機を併用している。
2019年5月14日23時40分
朝日新聞デジタル
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